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区民の努力を力とし未来に誇れる江戸川区を

更新日:2017年10月1日

第3回江戸川区議会定例会 会期:9月21日(木曜日)から10月24日(火曜日)

 平成29年第3回区議会定例会の開会にあたり、ごあいさつを申し上げます。
 数日前より、にわかに衆議院解散・総選挙の報道が駆け巡り、政局は一気に慌ただしさを増しております。国民にとって大きな関心事であり、本区といたしましても、しっかりと対応すべく状況を注視してまいります。
 さて、この夏も、雨による災害が多発し、なかでも7月の九州北部豪雨は甚大な被害となりました。現在も、行方不明者の捜索が続いている状況にあります。さらに先日は、台風18号が日本列島を縦断し、各地に大きな被害をもたらしました。犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げ、一日も早い復旧・復興を願うものであります。
 本区では現在、江東5区を中心に、大規模水害時の広域避難実施に向けた検討を行っておりますが、頻発かつ激甚化する水害に対して、区民の皆様の生命を守り、被害を最小限に留める対策に、今後も力を注いでまいる決意であります。

多様化する行政需要に備え強固な財政基盤の構築を

 はじめに、区の財政状況についてであります。平成28年度決算では、区の歳入を支える特別区税および、財政調整交付金が増収となりました。これは平成20年のリーマン・ショックに端を発した、世界的経済不況の(あお)りを受ける前の水準にまで持ち直したものであります。
 しかしながら、今年度の財政調整交付金の当初算定は、原資となる法人住民税の減収などが響き、前年度を下回りました。国の税収も7年ぶりにマイナスとなるなど、景気拡大局面にあっても頭打ちの状況であり、今後、予断を許しません。
 一方の歳出では、一般会計の50%以上を占める福祉関係費のさらなる伸びが見込まれます。現在進めております、介護保険事業計画改定に向けた議論では、サービスのありようや介護人材の確保など、制度の持続に直結する課題が焦点となっているところであります。
 このほか、子育て支援や公共施設の老朽化、災害に強いまちの実現に向けた基盤整備などの行政需要に対しましても、機動的かつ積極的な対応が求められております。今後とも、強固な財政基盤の構築と健全財政の堅持に努めてまいります。

32年度の児童相談所開設に向け人材・施設面の準備を加速

 現在、開設に係る諸課題について、東京都との協議の真っただ中にあります。区が目指す児童相談所の姿は、都と区の二元体制解消による指揮系統の一元化をはじめ、関連業務と連動した支援への対応や相談窓口の一元化であります。引き続き、多角的な視点から議論を尽くし、設置計画を練り上げてまいります。
 用地の取得に向けた協議は順調に進み、施設面も先進事例の視察結果を踏まえた設計作業に着手しております。最重要課題である人材育成については現在、都や千葉県内の児童相談所に5名の職員を派遣しておりますが、10月からは2名を追加派遣いたします。それぞれ重要案件を抱える中での、受け入れ自治体のご厚意には、深く感謝しているところであります。本区としては、その思いに十分応えられるよう、限られた準備期間でのノウハウ習得に全力を挙げてまいります。
 さらに、児童相談所に関連して、家庭養育が困難な子を預かる「社会的養護」、つまりは「施設養護」と「里親などの家庭的養護」に係る問題があります。先ごろ国は「家庭的な環境での養育」という理念のもと、里親への委託率を高める方針を掲げましたが、虐待件数の伸びに伴う施設入所児童の増加や、里親のなり手が少ない現状に鑑みると、目標達成は容易でありません。そうした状況においては施設整備も重要となるため、現在、児童養護施設の誘致に向け検討を進めているところであり、詳細が決まり次第、区議会・区民の皆様にもご報告いたします。

災害に強く魅力ある街へ 平井駅付近地区のまちづくり

 当地区は、古くから発展してまいりました商業地域でありますが、建物の老朽化が進み、防災面での課題を抱えております。そこで数年前より、建物の不燃化や耐震化による災害に強いまちづくりと併せ、駅前商業拠点としての価値と魅力を高める取り組みについて、検討をしてまいったところであります。
 そのうち、平井五丁目駅前地区においては、都市計画決定がなされました。低層階には、店舗や保育所を、そして中・高層階には、住宅を備える31階建ての建物の建設が予定されており、併せて、歩行空間や防災広場の整備も行われます。事業は平成31年度着工、34年度竣工の予定となっております。
 区では、事業が円滑に進むようさまざまな形で支援し、魅力ある素晴らしい街としてさらに発展することを大いに期待するものであります。

地域コミュニティ・文化振興の拠点となる新たな施設

 今月、「船堀コミュニティ会館」がオープンいたしました。これは、勤労福祉会館と船堀第二保育園を併設していた船堀四丁目の都営住宅が、老朽化により取り壊されることを受け、近接地域への施設整備を進めてきたものであります。
 当施設は、地域施設と保育園の複合施設であり、このような機能の集約は、公共施設の老朽化に伴い、建て替えを進める際の効果的な手法となります。地域コミュニティの拠点として、皆さんに愛される施設となることを願っております。
 なお、落語文化の振興に多大なる功績を遺された、八代目・橘家圓藏師匠のご自宅は、区がご遺族から譲り受け、「ひらい圓藏亭」として生まれ変わりました。師匠の足跡に触れようと、7月のオープン当初より、区内外から大勢の方が訪れ、アマチュア落語家による落語会や、図書館と連携した子ども向けの催しも開催されるなど、大変(にぎ)わっております。今後も多彩なイベントを企画し、落語文化の発信拠点として幅広い世代が集える場にしてまいりたいと考えております。

先人が取り戻した葛西沖の自然 後世に引き継ぐ歴史と環境

 最後に、2020年のオリンピックでのカヌー・スラローム競技開催などを控え、世界的にも脚光を浴びはじめた葛西沖についてであります。
 現在の葛西沖一帯は、葛西臨海公園や海浜公園からなる「都会のオアシス」として区内外の人々に親しまれております。ところが、こうした環境が整うには数々の苦難があり、これを(ひも)()くと、先人の並々ならぬ努力が見えてまいります。
 きれいな砂浜が広がっていた昭和30年代までは、良質な海苔(のり)が育ち、魚介類も採れる自然の宝庫でしたが、その後、二つの変化に見舞われます。一つは、台風に伴う高潮対策としての、高さ7.5メートルにもなる「海岸堤防」の整備であり、もう一つは、排水による「汚染」であります。結果として、海を望めなくなっただけでなく、漁業権も放棄せざるを得なくなり、「海」を失うこととなりました。
 これは、地元住民にとりましても受け入れ難い環境であったため、海を取り戻そうという機運が当然に高まりました。そこで地元住民と区が一体となり、国や東京都に働きかけた結果、全国に例のない、海の区画整理に着手することとなったのであります。
 海面の埋め立てと広大な土地の区画整理は都が担いましたが、陸地の開発は地元住民や区も積極的に協力し、昭和63年に事業完了を迎えます。海岸堤防が取り除かれ、埋め立てにより誕生したまち全体が高潮を防ぐ高台、つまりは巨大な防潮堤となり、葛西臨海公園や海浜公園の整備と併せ、念願の「海」を取り戻したのであります。
 現在、西なぎさは海辺を楽しめる砂浜となり、東なぎさ周辺は渡り鳥が飛来する鳥の楽園として親しまれております。そして自然保護をはじめ、海水浴や海苔づくりの復活を目指すさまざまな活動が展開されているほか、葛西沖の干潟を湿地保全の国際的枠組みである「ラムサール条約」へと、登録しようとする動きもあります。
 先日は、東京都知事が視察に訪れ、葛西沖開発の経緯や臨海部に唯一残る自然環境に対し、高い評価をいただいたところであり、今後ますます注目度は高まってまいります。本区としては、先人からの意思を受け継ぎながら貴重な海辺を保全し、区民の財産、あるいは誇りとして後世に引き継がれるよう、(たゆ)まぬ努力を続けてまいります。
 
 そのほか区長は、条例改正案、江戸川区副区長の選任同意など、合計で18件の議案および28年度決算の認定を諮りました。

問い合わせ先

このページは経営企画部 広報課が担当しています。

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江戸川区役所

〒132-8501 東京都江戸川区中央一丁目4番1号 電話 03-3652-1151(代表)区役所へのアクセス

開庁時間

月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時(祝日・休日、12月29日から1月3日を除く)
※部署、施設によっては、開庁・開館の日・時間が異なるところがあります。

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