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平成28年3月03日 「金魚の初競り」開催

更新日:2016年3月3日

江戸川に春の訪れを告げる風物詩

 かつては、雛飾りとともに並べて親しまれた「金魚」。「金魚の日」の今日(3日)、東京都淡水魚養殖漁業協同組合(船堀7)では、首都圏の生産者が丹精込めて育てた金魚の初競りが行われ、約9万匹の金魚が競り落とされました。
 江戸川区内における金魚の歴史は古く、明治末期から養殖が始まったと言われています。昭和15年頃には生産最盛期を迎え、区内23軒の養殖業者で5,000万匹を生産。江戸川区は、愛知県弥富町、奈良県大和郡山市と並ぶ金魚の日本三大産地の一つとなりました。一方で、昭和30年代の急速な都市化や河川汚濁により、養殖業者は埼玉県や千葉県、茨城県などの近郊に移住。養殖業者は年々減少し、現在は2軒の養殖業者が区内の金魚養殖業を支えています。毎年4月に行われている「全日本金魚品評会」では、江戸川区産の「琉金」が同品評会の最高峰と言われる「農林水産大臣賞」を数多く受賞。現在は「江戸川琉金」としてブランド化され、良質な金魚の産地として高い評価を得ています。
 今日(3日)の初競りで用意された金魚は、首都圏8者の生産業者が丹精込めて育てた「和金」や「琉金」など15種・約9万匹。競りは、数百匹ずつの金魚が入れられた活舟(いけふね)単位で行われ、仲買人が一匹当たりの単価を表す業界独特の符丁を使って落札されます。初日の今日は、首都圏から9名の仲買業者が参加。活舟が次々と運ばれると、競り人の「さあ、いくら!」という掛け声を合図に、仲買人らの大きな掛け声が飛び交いました。早いものでは、ほんの数秒内に競り落とされるものもあり、落札された活舟には、仲買業者の屋号などを書いた札が次々と投げ入れられていきました。
 同組合長の堀口英明(堀口養魚場代表)さんは「今年は暖冬の影響もあって、良質な金魚が育ちました。最近は、小さな水槽でも飼える小ぶりの金魚に人気が集まっているようですが、今期も多くの方に親しんでいただけるよう、5月の連休や7月の最盛期に向け市場を盛り上げていきたいと思います。」と話しました。
 落札された金魚は、首都圏を中心とした小売店等に卸され、観賞用や金魚すくい用として販売されます。同組合では、「金魚の初競り」を毎年3月の第一木曜日に開催。この日を皮切りに11月末の終競りまで定期的に競りを開催します。

問い合わせ先

このページは経営企画部 広報課が担当しています。

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