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平成27年12月09日 年賀贈答用に「手ぬぐい」出荷最盛期

更新日:2015年12月22日

”絶妙な染色の風合いに光る伝統の技”

 染色加工品を製造する村井染工場(取締役社長:村井光寿(むらいみつとし)/53歳/一之江6)では、お歳暮や新年の年賀贈答用に使われる“来年の干支”や“店舗のロゴマーク”などが入った手ぬぐい「東京本染手拭」の注文が多く入り染色作業が最盛期を迎えています。
 古くから庶民にも愛用されていた手ぬぐいは、江戸時代の頃まで単色で染められた無地のものが主流でした。その後、明治の染色技術の普及とともに大きな絵柄が入ったものが制作されるようになり、昭和20年代後半には、型紙の技術が向上したことで、細かな絵柄なども描かれるようになりました。
中小河川が多く流れる江戸川区では、その豊富な水を利用して浴衣などの染色業が発展。最盛期となった昭和30年代には、同工場の周辺に約30軒の染色業者がありました。しかし、洋装など生活様式の変化や機械化などによって需要が減り、業者は年々減少の一途に辿ることに。手ぬぐいなどを手掛ける染色工場は、現在、区内に2軒を残すのみとなりました。同工場でも、浴衣から手ぬぐいの制作に比重を移し、伝統技術を今に残しています。
 同工場で手ぬぐいを作っているのは、村井米扶(むらいよねすけ/同社取締役会長/79歳)さんを始め、社長で米扶さんの息子である光寿(みつとし)さんなど12名。米扶さんは、12歳の頃から家業の染物に携わってきた二代目で、平成2年には「東京都伝統工芸士」に認定されたほか、今年11月には、極めて優れた技能を持ち、他の技能者の模範となる方が認定される「東京マイスター」としても表彰されました。長年にわたって磨き上げられた米扶さんの腕に魅せられた人の中には、今年10月に亡くなった橘家円蔵さんも。工場には、出荷を待つ手ぬぐいが所狭しと並べられ、多様化するデザインの染色に熟練した技術が光っていました。
 手ぬぐいは、「注染(ちゅうせん)」という伝統的な染色方法で制作。初めに長尺の白布に型紙を乗せてから防染糊をヘラで糊付けをします。生地を屏風状に折り返し、糊付けを約40枚分繰り返します。折り返した生地の上から調合した染料を注いで染色。防染糊や不要な染料を水洗いすることで、糊のついていないところが染めあがるという伝統的な型染です。この後、自然乾燥をさせて完成となりますが、デザインによっては、何度もこの工程を繰り返します。
 冬晴れとなった9日(水曜日)、同工場の約15mもある「やぐら」には、染め上げた生地が吊るされ、天日に当てて乾燥させていました。多い日には、一日に300反(約180kg)の生地を干すことも。澄み切った空気の中、風になびくその姿は昔ながらの風情も感じさせます。
 米扶さんは、「本染めの手ぬぐいは、職人の微妙な手加減で一枚一枚表情が違い、プリント加工のものにはない風合いがあります。是非一度手にしてもらってその良さを感じて欲しいと思います。」と話しています。同工場では、受注生産と卸売りのみで小売りはしていません。

問い合わせ先

このページは経営企画部 広報課が担当しています。

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