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平成27年8月07日 「カエル博士をめざして〜観察と研究〜」開催

更新日:2016年5月17日

”身近に生息する生物とふれあおう”

 区内に生息する貴重なカエルの生態系を研究する講座「カエル博士をめざして〜観察と研究〜」が、7日(金曜日)、区子ども未来館(篠崎町3)で開催され、小学3年生から6年生まで15名の児童が夏休みの自由研究のテーマに活用しようと講座に参加しました。
 区立子ども未来館は、子どもたちの知的好奇心や探究心を育み、自ら考える力と豊かな感性を養うことを目的とした複合施設。約4万冊の児童図書を有する「篠崎子ども図書館」が併設され、小学生を対象に自然科学や芸術など幅広い分野について様々な講座を実施しています。
 同講座は、同館が夏休みの自由研究のテーマとして活用できるように企画された「夏休み応援プロジェクト」の一つ。実際に区内に生息するカエルの個体を使って生態観察をする貴重な講座となっています。
 都内で重要種とされるカエル三種を同時に観察できる通称「二小松原っぱ」(小松川2)は、1997年4月に区立小松川第二小学校が移転したことによって生じた空き地。普段は立ち入ることができず外来種が入りにくいことなどから、「トウキョウダルマガエル」や「ニホンアマガエル」など都における保護上重要な生物(東京都レッドリスト)が生息していることが確認されています。
 「二小松原っぱ」が生物の宝庫であることを知ったのは、カエルの“鳴き声”がうるさくて困っているという地域の住民から寄せられた一通の手紙がきっかけ。現地調査をしたところ、カエルのエサとなるミミズや湿地に溜まった水が豊富で「トウキョウダルマガエル」や「キイトトンボ」など都内では珍しい生物の生息に適していることが分かりました。その後、区はこの土地を暫定的にビオトープとして整備し、「自然観察会」などを開催。しだいに、地域の住民らはボランティアで清掃活動を始めるなど、現在、自然の生態を学ぶ場として有効に利用されています。
 7日(金曜日)に開催された講座では、カエルの研究に携わる慶應義塾大学自然科学研究教育センターの戸金大(とがねだい)博士を講師に迎え、「トウキョウダルマガエル」や「アズマヒキガエル」の個体を使って、カエルの種類や行動などの生態を学習。区内には、6種類のカエルが生息していることや、鳴く理由は繁殖活動期にオスがメスにアピールするためであること、カエルによって異なる鳴き声などをクイズ形式で学びました。
 同講座に参加した5年生の女子児童は、「カエルの種類によって、鳴き声が違うことが分かって面白かったです。これからは、カエルの鳴き声を聞いたら、生息しているカエルの種類がわかると思います。」と笑顔で話しました。  

問い合わせ先

このページは経営企画部 広報課が担当しています。

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