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平成27年6月24日 伝統工芸品「つりしのぶ」出荷最盛期

更新日:2017年5月16日

涼を楽しむ和の風情

 民家の軒下などに吊り下げ、青々とした緑が夏の涼を演出する「つりしのぶ」。都内で唯一、専業で生産している「萬園(よろずえん/松島1/昭和10年創業)」では、つりしのぶの出荷が最盛期を迎え、二代目つりしのぶ職人・深野晃正(区指定無形文化財/平成22年度東京都優秀技能者知事賞受賞)さんが水やりや剪定などの仕上げ作業に追われています。
 つりしのぶに使うシノブ草は、山地の樹木や古木・岩肌などに根茎をはわせて着生しているシダ植物の一種。冬は葉を落として寒さに耐え、春にまた芽吹くことから「シノブ」と名付けられたと言われています。「つりしのぶ」は、竹などの芯材に山苔を巻きつけて作る観賞用の植木。江戸時代の庭師たちがお得意様へのお中元用に作ったのが始まりと言われています。江戸時代の末期には、庶民の間にも広まり、夏の風物詩として楽しまれていました。
 かつては、区内だけでも20軒ほどあったつりしのぶ生産者も、現在専業で行っているのは、都内で「萬園」のみ。同園では、今年三月に創業80年を迎えました。良質で丈夫なシノブを採取するため、深野さんは夏場に一度入山して発育が良いシノブの生息地に目印を付し成育させ、秋口の休眠期に入ってからその目印を目標に再度入山し採取しています。昭和30〜40年代の最盛期は、同園でも年間約10,000個のつりしのぶを生産していましたが、現在は約3,500個を生産するのが手一杯。採集地のシノブの減少などで生産量も年々少なくなり、今では江戸文化を伝える貴重な伝統工芸となっています。
 現在、同園では「酒林」、「いかだ」、「かすみ」など全部で約30種類のデザインを製作。価格も数千円から数万円に上るものまで幅広く、中でも一番人気は、深野さんが40年前に考案したオリジナルの「井戸」2,700円(税込)。深野さんの息子さんが、焦がした材木を井桁に組み合わせ、その中にシノブを入れたもので、売り上げ全体の約3割を占める看板商品となっています。
 また、平成15年から伝統工芸士と美術大学生、区が共に連携して取組んでいる「江戸川区伝統工芸産学公プロジェクト」では、今年の新作として、置き型で愛くるしい目を付けた「ダルマしのぶ」や焦がした竹筒にしのぶを飾った「清流」などが誕生。江戸時代から続く工芸品に新たな魅力を醸し出しています。
 深野さんは、「いずれも夏の涼を呼ぶ和の風情が感じられる作品に仕上がっています。親しみのあるデザインとなっていますので、身近なところに飾って楽しんで欲しいと思います。」と話しています。
つりしのぶは、江戸川区名産品ショップサイト「えどコレ!」でも購入できます。えどコレ!はhttp://www.rakuten.ne.jp/gold/meipro/へ。

問い合わせ先

このページは経営企画部 広報課が担当しています。

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