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平成27年6月25日 区無形民俗文化財「茅の輪くぐり」で無病息災

更新日:2015年7月8日

災厄を祓う夏越大祓(なごしのおおはらい)

 茅で作った大きな輪を八の字にくぐり、災厄を祓う神事「茅の輪(ちのわ)くぐり」。今日(6月25日)、北野神社(小岩3)では「茅の輪くぐり(区指定無形民俗文化財)」が行われ、午後4時から行われた祭儀では、氏子や地域住民ら約40名が無病息災を願って参拝しました。
 同神社は、江戸時代にこの地にあった稲荷神社(祭神:倉稲魂命(ウカノミタマノミコト))と北野神社(祭神:菅原道真)の2社を明治42年に合祀した旧伊予田村(現北小岩3・4)の鎮守。昭和39年には、一里塚にあった須賀神社(祭神:素戔鳴尊(スサノオノミコト))も合祀され、御祭神三柱が祀られています。
 「茅の輪くぐり」は、毎年6月25日の例祭日に行われる夏越しの行事。「夏越大祓(なごしのおおはらい)」とも言われ、「蘇民将来(ソミンショウライ)伝説※」と呼ばれる逸話に由来する神事です。元は、須賀神社の年中行事として行われていましたが、同神社が北野神社に合祀されて以降、この地で行われるようになりました。
 茅の輪は、今月22日に氏子ら10名で江戸川沿いの茅を刈取り、それを束ねて製作したもの。境内の鳥居に結びつけられた直径3mにも及ぶ茅の輪を、家族の氏名や年齢・性別を記入した大きさ10cmほどの人形(ヒトガタ/人の形に切り抜いた紙)を持って八の字に3回くぐり、その人形を納める際に受取る茅と御札を自宅の玄関などに置いておくと「魔除け」になると言われています。昔ながらの貴重な作法を現代に伝える民間の習俗として、昭和56年には区無形民俗文化財に指定。現在も氏子たちにより受継がれており、今年も区内外を問わず多くの参拝者が訪れ、自身や家族の無病息災を祈願しました。
 小学1年生と4年生の2人の孫とともに参拝に訪れた60代の女性は「このような伝統行事を孫たちに知ってもらいたいと思い、子どもたちの帰宅を待って一緒に参拝に来ました。上の子は野球をやっているので、ケガのないようお祈りをしたようです。受取った茅と御札は、それぞれ自分の部屋に祀る予定です。」と話していました。

※蘇民将来伝説
素戔鳴尊が裕福な巨旦将来(コタンショウライ)と貧しい蘇民将来(ソミンショウライ)の兄弟に宿を求めたところ、兄巨旦には断られる一方で、弟蘇民からは宿の提供と併せて歓待を受けました。その恩返しとして、素戔鳴尊が蘇民の妻と娘の腰に茅の輪を着用させたところ、この一家だけが疫病から逃れたという逸話です。

問い合わせ先

このページは経営企画部 広報課が担当しています。

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