スーパー堤防について
更新日:
2009年3月1日
スーパー堤防(高規格堤防)について
国土交通省では、一定規模の大雨による洪水を安全に流下させることができるよう、堤防の整備、河道の掘削等を行っています。
しかしながら、近年の異常気象により、計画を上回る洪水(超過洪水)が発生する可能性は常に存在しており、超過洪水により堤防の決壊にいたる危険性が指摘されています。
大都市地域を流れる江戸川・荒川のような大河川では、ひとたび決壊すれば流域に甚大な被害が生じることから、東京・大阪などの5水系6河川(利根川水系利根川・江戸川、荒川、多摩川、淀川、大和川)で、計画規模を超える洪水に耐えられるスーパー堤防を計画・整備しています。
このスーパー堤防は、地域のまちづくり等と一体となって整備が進められており、スーパー堤防と沿川地域を一体的に整備することにより、河川と一体となった新しい空間が形成され、うるおいのあるアメニティ豊かなまちづくりを進めることができます。
スーパー堤防とは…
現在の堤防の高さの30倍程度の幅をゆるやかに盛土し、どんな洪水が発生しても壊れることのない幅の広い堤防です。

スーパー堤防の特徴
1.こわれない堤防
(ア)越水に強い
(イ)浸透に強い
(ウ)地震に強い
2.うるおいのある快適なまちづくり
3.土地の権利はそのまま
4.堤防の居住地側斜面を有効利用


(ア)越水に強い
普通の堤防
水があふれてくると、堤防が除々に削られ、こわれる恐れがある。

スーパー堤防
水があふれてきても、斜面を緩やかに流れるため、こわれない。

(イ)浸透に強い
普通の堤防
しみこんだ水が弱いところから噴出し、壊れる恐れがある。

スーパー堤防
しみこんだ水により、壊れる恐れがない。

(ウ)地震に強い
普通の堤防
地盤の弱いところは、大きな被害を受けることが予想される。

スーパー堤防
地盤の弱いところは、地盤を改良するため、地震に強くなる。

地震時の液状化予測
本区内では、関東大震災級の地震が発生した場合、液状化が起こる可能性が高い地区が江戸川沿い等で予測されています。
阪神・淡路大震災では、基礎地盤の液状化が堤防崩壊の大きな要因の一つとなっており、東京直下型地震が懸念される中、大地震でも壊れない、より強固なスーパー堤防を整備する必要があります。
東京低地の液状化予測
(東京都土木技術研究所)地図情報(関東地震液状化履歴、砂層分布等)による液状化可能性の判定、及びボーリング地点の液状化解析値を用いた液状化可能性の判定により、液状化の可能性大と判定された地域を「液状化が発生しやすい地域」としています。

参考URL
問い合わせ先
このページは 土木部沿川まちづくり課 です。