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野球と出会い、恩師に導かれ、憧れのプロの世界へ

更新日:2016年1月1日

CCBY(表示)但し、画像データは除きます

野球と出会い、恩師に導かれ、憧れのプロの世界へ

写真 古葉竹識さんと多田区長

区長

古葉監督が野球を始めたのはいつごろからですか。

古葉

戦争が終わって間もない小学3年生のころです。先輩たちから三角ベースに誘われたのがきっかけでした。

区長

道具はそろっていたのですか。

古葉

自作の粗末なものばかりでしたが、野球ができればそれだけで幸せでしたね。5年生の時に市内の大会で優勝し、地元の新聞が「“豆ジープ”大活躍!」と私のことを書いてくれたのです。

区長

豆ジープ?

古葉

小さな体で足が速かった姿を、ちょこちょこ動き回る“進駐軍のジープ”に例えたのです。

区長

なるほど。優勝して新聞に載るということは、皆さん相当上手だったのですね。お母様が大の野球好きだったと伺いましたが。

古葉

野球が好きというよりも、私のことを見に来ていたのだと思います。小学生のころは必ず試合を見に来てくれました。チャンスでバッターボックスに入ると大声で、「たけし〜、あんたここで打たんと勝てんバイ」と、熊本弁で応援するのです(笑)。

区長

いつも大きな力をもらっていたのですね(笑)。しかし、そんなお母様も家庭の事情で大変苦労なさったようで。

古葉

私が高校2年生の時に父が亡くなりました。大黒柱を失い、母が内職で家計を支えてくれました。父の遺志もあり、母も大学進学を望んでくれていましたが、苦労を背負った母を見て悩みました。そんな折、学費・寮費免除の特待生扱いで、専修大学が声を掛けてくれたのです。

区長

それならお母様に迷惑を掛けずに野球を続けられますね。

古葉

しかし、大学1年生の夏休みに実家に戻った私が目にしたのは、私の生活費を送るために夜遅くまで内職をしている母の姿でした。「これ以上、迷惑を掛けられない。大学をやめよう」と思いました。そんな私に、帰省中に顔を出していた母校の野球部で、人生を変える出会いがあったのです。

区長

それはどなたですか?

古葉

福岡県の社会人野球の強豪チーム「日鉄二瀬(にってつふたせ)」の濃人渉(のうにんわたる)監督です。高校時代から憧れていた監督で、この方に鍛えてもらえれば絶対にプロに行けると思いました。そこで、東京に戻って4年生のマネジャーに事情を話したところ、猛反対されましたが、最終的には納得してくれました。濃人監督にお会いしていなければ、プロになることは絶対になかったと思います。また、広島カープ(現・広島東洋カープ)の入団を勧めてくれたのも濃人監督でした。

区長

運命的な出会いによって、今の古葉監督があるのですね。

古葉

そうかもしれませんね。

問い合わせ先

このページは経営企画部 広報課が担当しています。

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