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語り継ぐ平和への願い(15日)

更新日:2010年8月13日

 終戦記念日の8月15日、平井福祉センターでは、戦争の悲惨さを若い世代にも知ってもらおうと、『おじいちゃん・おばあちゃんの戦争体験を聞こう』を開催しました。

 平井福祉センターを利用する熟年者に戦争体験を語ってもらうこの催しも今年で3回目です。集まった小学生から高校生の14名は、当時の様子を伝える映画を観たり、66歳から80歳の熟年者3名が語るそれぞれの戦争体験を聞いて、何かしらを感じている様子でした。
 センター1階のくつろぎの間で午前10時30分に始まった催しは、最初に第2次世界大戦のドキュメント映画に続き、3名の熟年者が子どもたちの前の椅子に移って体験談を始めました。
 旧満州から引き上げて来た亀谷昭子さん(75歳)は「みなさん不思議に思うかもしれませんが、あの時はたくさんの人が“お国のために”という純粋な気持ちで死んでいきました。戦争の恐さをよく覚えていてください。そして、決して戦争だけは起こさないでください」と、当時の人の思いを交えて、平和の大切さを訴えました。
 家の男手を戦争に取られたなかで体験した空襲の恐怖について話したのは蝶間林寿美さん(80歳)。生々しい記憶が蘇ったのか、少し涙声でのお話しでした。
 最後となった菊地秀男さん(66歳)は、戦中戦後を小児マヒというハンデを負いながら生きてきた自分の体験をもとに、「ハンデを持っていないことの幸せを自覚し、暴走行為などで怪我をして後悔しないよう、自分の身体を大切にしてほしい」と話しました。
 この後「何を食べていましたか」「なぜすぐに降参しなかったんですか」など、子どもからの質問が続き、亀谷さんたちは当時の苦しい食糧事情や、国のために死ぬことに疑問を持たないように教育を受けていたことなどを話しました。そんな中でも、一番回答に困ったのが「なぜ戦争が起こったんですか」という質問でした。菊地さんはなるべく子どもにも理解できるように「子ども同士は友だちなのに、その親同士の仲が悪いと友だちでいられなくなるように、一人ひとりなら仲良くできるのに、国と国、その利益の問題になると戦争になってしまうことがあるんです」と説明しました。子どもたちも何かしらを感じている様子でした。
 お話し会を終え、菊地さんは「小さな子どもさんたちに歴史的なことを説明するのは本当に難しいですね。“日本が悪かった”“日本は悪くなかった”というような単純な話では本質は伝わらないし、背景を説明しだすとどんどん広がっていくし・・・。ただ、少しでも今日のことを覚えていて、もっと大人になった時に自分自身で考えてもらえればうれしいですね」と話していました。
 なお、8月15日にはこの催しのほかにも、多田正見江戸川区長ら区役所幹部職員が区立滝野公園にある原爆犠牲者追悼碑を参拝したり、旧中川で江戸川・江東の両区民による灯籠流しが行なわれるなど、終戦記念日関連の催しが行なわれました。

(2002年8月16日 掲載)

問い合わせ先

このページは経営企画部 広報課が担当しています。

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