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江戸中期から伝わる夏の風物詩「釣りしのぶ」出荷最盛期!!(28日)

更新日:2010年8月13日

 「釣りしのぶ」は、芯となる竹や針金に、細い銅線を使って山苔を巻きつけ、更にその上に、「しのぶ草」の根茎を巻きつけたもの。形は「屋形船」「灯篭」「亀」など大小様々な形があり、その下に風鈴を吊り下げる場合もあります。一説には、江戸時代中期、庭師が契約先の家にお中元として配ったのが、はじまりとされています。明治から昭和初期にかけて一般にも広まり、主に東京下町の家の軒先を飾っていました。現在、「釣りしのぶ」を見かけることが少なくなりましたが、瑞々しい若葉は、絶えず夏の風物詩として人々に“涼”を呼んでいます。

 「釣りしのぶ」の材料となる「しのぶ草」は、山中の岩などに着生するシダ目ウラボシ科の多年草。名は水(土)がなくなっても耐え忍ぶことに由来しています。根茎が太く、岩肌や樹木を這い、春になると根茎の所々に葉を伸ばします。年に数センチメートルしか伸びないため、養殖は難しいとされています。なお近年、採取が難しくなったため、東京で「釣りしのぶ」を専業とする園芸農家は、江戸川区の『萬園(よろずえん)』(松島1丁目32番11号、深野晃正さん)だけといわれています。

 30センチメートル程度の「屋形船」「灯篭」「亀」などオーソドックスな形があるなか、野外置場の半分近くを占めているのが、深野さんオリジナルで大ヒットの「井戸」。数本のしのぶ草を“井桁”のような11センチメートル四方の木枠で囲んだものです。昭和49年に萬園の母屋を建替える時に出た“杉の廃材”で50個だけ作ったのがはじまり。普通は、吊り下げて楽しむ「釣りしのぶ」ですが、テーブルなどに置いても立派なインテリアになるよう作られています。
 このように「釣りしのぶ」は、大変な手間をかけられて作られており、価格はだいたい2千円から。高価なもので3万円以上。一般には、2千から3千円のものが売れているそうです。顔なじみの常連さんには、思いがけず枯らしてしまった「釣りしのぶ」を預かり、『萬園』で元気にしてまた返すという“特別アフターサービス”もしているそうです。
 最後に、深野さんは「手入れのポイントは、直射日光を避け、乾いたら、毎日バケツにどっぷり浸けること。10月頃、葉が枯れてしまったら、2日から3日陰干しし、新聞紙に包んでビニール袋に密封保存します。そうすれば、翌年4月、水を与えるだけで芽が出ます。しのぶ草は強いので、手入れを怠らなければ、3年はもちます」と話してくれました。

問い合わせ先

このページは経営企画部 広報課が担当しています。

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